三菱重工業は、愛知県豊山町の県営名古屋空港に隣接するエリアにあるMRJ最終組立工場に国産リージョナルジェット機「MRJ」をテーマとする展示施設「MRJミュージアム」を 2017年11月30日にグランドオープンさせることを発表した。
三菱重工業によると、MRJミュージアムは、既存施設に隣接して新設されたMRJ最終組立工場の5階フロア約1150平方メートルに展示室を設け、2階ではMRJ実機の製造作業を見学することができるほか、5階の展示室にはMRJの胴体やエンジンなどの実物大模型を設置し、MRJのスケールをリアルに実感できる。
11月30日のオープン後の開館時間は10時~17時40分まで(最終入館16時10分)となっており、毎週火曜日が休館日となる(ゴールデンウィーク・お盆は開館、年末年始は休館)。事前予約は10月末から専用ホームページで可能となっている。
また県営名古屋空港に隣接した場所には愛知県が整備をしている「あいち航空ミュージアム」も同時にオープンする予定となっている。
画像提供:三菱重工業(株)
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 私自身が楽しみにしていた「MRJミュージアム」のオープン日が決まった。4月の取材時に一部分を見学させてもらっていたが、MRJは飛行機のサイズは小さいが、シアトルのボーイング社エバレット工場の見学に近いものがあって、私自身、人気スポットに間違いないと思っている。ここを訪れるだけでも名古屋へ出かける価値は十分にある。
オープン前後で取材ができればと思っており、その際にはフォトレポートをアップしたいと思います。今から2ヶ月後が楽しみです。
編集長 鳥海高太朗