2018年3月9日から開幕する平昌2018パラリンピックに出場する日本代表選手団(選手16名を含む29名)が、3月3日にANA861便ソウル・金浦空港行きで羽田空港を出発した。
出発を前にはゲート前で出発セレモニーが行われ、出発セレモニーの主催者を代表して、ANA(全日本空輸)の山本ひとみ取締役執行役員が挨拶し「国や地域、人種など様々な違いを超えて、世界中の人々がスポーツを通じて触れ合い、お互いを認め合い、そして交流を深めることが最大の意義に繋がると思っている。本日出発される選手団の皆様には、厳しい試合の連続になると思うが、これまで積み重ねてこられた努力を発揮して、熱い闘いを私たちに届けることを祈っている」と選手の活躍を期待した。
また、選手団を率いる大日方邦子団長は「(平昌)オリンピックでは日本選手団が大活躍し、よい流れが日本選手団にも吹いていると思うので、パラリンピックもその流れを引き継いで、それぞれの選手が全力を出し切れるように頑張っていきたい」と抱負を述べた。更に日本代表選手団の主将を務めるアイスホッケーの須藤悟選手も「出発の運びとなり緊張してきた。平昌では1つでも良い成績を残せるように頑張ってまいりますので、皆様のご声援のほどよろしくお願いします」と意気込みを述べた。
その後、大日向団長に花束、須藤主将に応援メッセージフラッグがANAから贈呈され、選手団は金浦空港へ向けて搭乗ゲートを通過する際には拍手でお見送りした。
(鳥海高太朗)