いよいよ明日2017年3月19日(日)に第89回選抜高校野球大会が阪神甲子園球場で開幕する。今年は、早稲田実業の清宮選手が出場するほか、大会期間中は阪神電車の甲子園駅の発車ベル音が、昨年恋ダンスが話題となった星野源さんの「恋」が流れるなど注目を集めている。
伊丹空港からバスでわずか最短25分で甲子園に行ける
首都圏から高校野球を応援する場合、新幹線で新大阪駅にて下車して、JRで大阪駅へ移動し、梅田(大阪駅)から阪神電車で甲子園駅へ向かうのが一般的であるが、飛行機を上手に活用することで新幹線よりも楽に甲子園球場へ行くことができる。その理由は、伊丹空港から甲子園への空港リムジンバスがあり、渋滞がなければ25~30分で行けるからである。
始発のバスは伊丹空港を8時20分に出発で甲子園に9時前に到着
伊丹空港~阪神甲子園間のバスは、1日20往復が走っている。始発のバスはANAが発着する南ターミナルを午前8時20分、JALが発着する北ターミナルは8時25分発となり、阪神甲子園には8時50分に到着する。バス停のすぐ前が甲子園球場になっており、第1試合開始の午前9時にギリギリ間に合うことになる。
ANA利用の場合は羽田空港を7時に出発するANA13便を利用すると8時10分に到着して8時25分発のバスに、JAL利用の場合は羽田空港を6時30分に出発するJAL101便を利用すると7時35分に到着して8時25分発のバスとなる。
タクシー利用でも前泊するよりは割安
更に早く甲子園球場に到着したい場合には、羽田空港6時10分発のANA985便利用で伊丹空港に7時20分に到着し、タクシー利用で5000~6000円かかるが、すぐに乗車すれば8時前に到着することも可能である。筆者が一度、8時開始の第1試合を観戦するべく、このルートを使ったことがあるが7時50分に甲子園球場に到着した。
大阪はホテルが高騰していることもあり、タクシー代を含めても前泊するよりは安かった。また、朝の便は前日まで購入できるANA「特割」、JAL「特便割引」も安いのも強みである。今回の春のセンバツでは、最大でも3試合で第一試合の開始も9時ということでバス利用でも問題なさそうである。
甲子園へお出かけの際には、飛行機で伊丹空港からアクセスする方法も選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
関連URL:大阪空港交通
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- このルートは、高校野球はもちろんであるが、4月以降は甲子園球場で阪神タイガース戦を観戦する時にも使える。ナイターであれば、15時のANA便に乗れば、16時40分に伊丹空港を出発するバスに乗って17時10分に甲子園に到着する。また16時発の便でも18時に甲子園に到着できる。
バスであれば座席定員制などで必ず座ることができるので体力的にも楽であり、一度利用した人が再度利用することも多いそうだ。ドーム球場ではなく、外の天然芝で野球が楽しめる甲子園球場へお出かけになってみてはいかがだろうか。
(編集長 鳥海高太朗)