一度は泊まってみたいラグジュアリーなホテル。LCCの直行便も就航し、ますます身近になっている、物価の比較的安いタイならば実現も可能だ。そこで数多くのリピーターを集める「バンヤンツリー・バンコク」に宿泊。憧れのホテルステイを体感しつつ、人々を魅了する「5つ星」たる魅力を探る。
バンヤンツリー・バンコクならではのおもてなしの神髄を知る
ドンムアン国際空港から車で約40分。バンヤンツリー・バンコクのエントランスに到着するとタイの伝統的なおもてなしの花輪・ハンドガレンを手渡される。ロビーに響くタイの弦楽器・キムの調べ、上質なアロマの香り。長旅から解放され、タイを強く感じる瞬間だ。手元のジャスミンの甘い香りにも酔いしれながら、ホテルの名に由来する菩提樹(バンヤンツリー)の木陰で休むかのように、普段とは違ったゆったりした時間が流れ始めるのがわかる。
開放的な「セレニティ・クラブ」の客室
全325室ある客室の中から選んだのは「セレニティ・クラブ」(8,500バーツ/約27,000円 税サ別)。すべて50階以上に配置され、窓の外に広がるサトーン通り、またはチャオプラヤ川の雄大な景色が見渡せて開放的。白い壁に浮かび上がる神話の枕絵、蓮のモチーフを象った額とシンプルながらも随所にタイ情緒が散りばめられている。調度品だけではない。ベッドや枕の材質や高さといった眠りの質の追求にも重きを置いている。
またビジネスマンに重宝するのが大きいデスク。無料のWi-Fiも完備し滞在中でも仕事をスムーズに進められる。広々としたソファーはタイシルクのクッションと共に身体を心地よく受け止め、寝落ちしてしまうほど快適だ。55階以上の客室には海外のホテルには珍しいウォシュレットを完備するなどバスルームも充実している。
落ち着いたラウンジで味わう出来立ての朝食
熟睡した翌朝は19階のクラブラウンジでブッフェスタイルの朝食。ここでチェックイン、チェックアウトができるのも「セレニティ・クラブ」の特権のひとつ。さらに落ち着いた空間で食事が楽しめ、くつろげる。
ブッフェに並ぶのは焼き立てのパン、搾りたてのフルーツジュース、タイ料理や点心、オーダーしてから作り始める卵料理には人気のエッグベネディクトも。とろりと溶け出す半熟の卵は絶品だった。
ここでは軽い昼食やアフタヌーンティー、夕方からはカクテルとおつまみと、一日中無料で利用できる。PCを持ち込んで1日過ごすのも、シティリゾートホテルならではの贅沢な過ごし方だ。
ホテル全体を「香り」で演出
バンヤンツリー・バンコクでもっとも印象的だったのが「香り」だ。ロビーから客室に至るまで館内全体で日替わりの「香りの演出」が行われている。
例えば月曜日レモングラスのエッセンシャルオイルとローズのお香。火曜日はオレンジとベルガモットを焚き合わせる。香りに包まれベッドに身を委ねていると自然と深い眠りに落ちていく。香りは記憶と強く連動するもの。この旅を思い出す度に蘇るだろう。
五感に訴えかけるホテル
こうしたバンヤンツリー・バンコクの嗅覚や視覚といった人間の五感に訴えかける演出は特に素晴らしい。日常から少し離れ特別な空間で身体を休め、より仕事に集中できる体調が整い、明日の自分の活力に繋がる宿泊ができるのが「5つ星」の魅力だと堪能できた。次のタイでも、バンヤンツリー・バンコクを訪れたい。
レート:2016年12月28日現在 1バーツ=3.2669円
Banyan Tree Bankgkok
バンヤンツリー・バンコク
21/100 South Sathon Road, Sathon, Bangkok 10120 Thailand
電話番号:+66 2 679 1200
日本からの予約 0120-778-187
URL: http://www.banyantree.com/en/ap-thailand-bangkok
撮影・コーディネート:泉美 咲月
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